羊水とは、じつは胎児のオシッコだった?

羊水とは、じつは胎児のオシッコだった?

最初に、我われが誕生してからの約十力月を過ごした部屋の問取りを説明しておこう。

部屋の名前は子宮で、妊娠初期は鶏の卵ぐらいの大きさしかない。それが胎児の成長に伴ってぐんぐんと広がり、最終的には身畏五〇cmの胎児がおさまる大きさにまで拡張する。この子宮の奥のほうの壁には、ホットヶーキ型の胎盤がつくられている。胎児は羊膜という膜で包まれているが、その中は羊水で満たされている。我われは子宮という部屋の中につくられた羊水プールにぷかぷかと浮かんでいたのだ。

胎児はへそから仲びる臍帯(へその緒)で羊膜の外の胎盤とつながっている。胎児からの血液も母親からの血液も、胎盤に流れ込み、再び出ていく。ただし、互いの血液が混じり合うことはない。たいじからの血液は、胎盤で二酸化炭素を放出し、酸素、栄養分、ホルモンなど、発宵に必要なすべてを受け取って、胎«の体に戻る。胎盤が胎児にとって必耍不可欠なものであることは、誰しもがわかっているだろう。それでは、羊水の役目もご存じだろうか。地球上における最初の生命が海から生まれたょうに、胎児も羊水がなければ生まれることはできない。

羊水こは、第一に保温やクッションの役目がある。脳の発達には胎児力体を動力してさまざまな刺激を受けることが必要だが、水中だからこそ自由自在な姿勢をとって運動することができるのだ。それから、未熟な体の一部同士がくつつき合ったままたと奇形になってしまうが、間に羊水が入っていることでそれが防がれているまた羊水があるからこそ、圧力が全体に分散し、胎盤や臍帯だけが集中的に圧力を受けることがない。胎児が動き回っても、母体への圧迫が少なくなる。

羊水は羊膜と胎児から分泌され、妊娠が経過するとともに量が増え、妊娠第八力月ごろには最大で七〇〇ccとなる。初めは無色透明だが、胎児から脱落した細胞や脂肪などが混じり、灰白色から黄色みがかった色となる。

ブールの水と同じょうに、汚れた羊水は交換しなければならない。交換法はなんとも大胆。飲んでしまうのだ。「自分で汚した羊水は自分で片づけます」とばかりに、胎児はゴクゴクと羊水を飲む。その量は一時間に二〇cc、一日当たり五〇〇ccになる。なんと、胎児は一日で羊水のほとんどをのみ干していることになる。

飲んだ羊水は、自らの腸を使って濾過する。野臓は妊娠四力月くらいから動いているから、充分に汚れをこし取れる。そうしてきれいになった羊水は、尿として再び羊水に戻される。要するに、胎児は自分のオシッコの中に浮かんでいるのだ。

胎兒の小腸の内壁には、一面に絨我が生えている。絨毛の先端には、羊水を遠せるようにキャップのようなものがついている。これらのキャッブは出産後、嘘のように消え失せてしまう。濾し取られた汚れは小腸の中にためられていて、生まれた直姿に與っ黒い胎便として排出される。

羊水の成分は、血液の成分によく似ている。ただし、受精後四力月くらいまでは母親の血液と似ているが、それを過ぎると胎圯の血液に似てくる。まるで、オシッコを 通じて、胎圯がつくり#えているようだ。

出遊が近くなると、胎圯はさらにたくさんの羊水を飲み込む。そして自分の体内に残すようになる。誕生に備えて水分を落えていると考えられている。羊水ま、出産直前には二五〇ccほどに減つてしまう。

ただし、胎児が充分羊水を飲み込めないという事態も、ときには生じる。そうして羊水量が一〇〇〇00を超えた埸合を羊水過多という。増加した羊水が胎児を王迫し、子宮を拡大させるために、早趦や破水、胎盤が剝離してしまう危険もある。

さて、いよいよ出座が近づくと、羊水は産道に入り込み、道を押し広げてくれる。陣痛時に子宮が緊縮して胎児にかかる圧力を弱め、最後の最後に、破水して産道をなめらかにし、体外に排出される。こうして、羊水は大切な役目を終えるのだ6同時こ胎児も、冷たいけれど広く明るい世界へと飛び出していく。

胎兒の小腸の内壁には、一面に絨我が生えている。絨毛の先端には、羊水を遠せるようにキャップのようなものがついている。これらのキャッブは出産後、嘘のように消え失せてしまう。濾し取られた汚れは小腸の中にためられていて、生まれた直姿に與っ黒い胎便として排出される。

羊水の成分は、血液の成分によく似ている。ただし、受精後四力月くらいまでは母親の血液と似ているが、それを過ぎると胎圯の血液に似てくる。まるで、オシッコを通じて、胎圯がつくり#えているようだ。

出遊が近くなると、胎圯はさらにたくさんの羊水を飲み込む。そして自分の体内に残すようになる。誕生に備えて水分を落えていると考えられている。羊水ま、出産直前には二五〇ccほどに減つてしまう。

ただし、胎児が充分羊水を飲み込めないという事態も、ときには生じる。そうして羊水量が一〇〇〇00を超えた埸合を羊水過多という。増加した羊水が胎児を王迫し、子宮を拡大させるために、早趦や破水、胎盤が剝離してしまう危険もある。

さて、いよいよ出座が近づくと、羊水は産道に入り込み、道を押し広げてくれる。陣痛時に子宮が緊縮して胎児にかかる圧力を弱め、最後の最後に、破水して産道をなめらかにし、体外に排出される。こうして、羊水は大切な役目を終えるのだ6同時こ胎児も、冷たいけれど広く明るい世界へと飛び出していく。

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