ペニスのガン-ペニスにもガンができるか?

ペニスのガン-ペニスにもガンができるか?

サルのペニスの中には骨があつて、これを陰茎骨(バクラム)というのだが、どういうわけかサルの仲間ではヒトだけにバクラムがない。しかし、骨がないからといつてヴァギナヘのィンサートに不自由がないのは、海綿体という素晴らしい組織のおかげだ。

人間のペニスには左右二個の陰茎海綿体と、それらにおおわれた中央の尿道海綿体一個がある。海綿体はスポンジのような組織で、無数の血管が張りめぐらされているものの、ふだんは血液があまり流れないようになつている。性的な刺激を受けると、海綿体の血管が膨張し、いきなり多量の血液が流れ込み、ペニスがムクムクと起き上がってくるという寸法だ。そのとき、流れ込んだ血液が出ていかないようにせき止められる仕掛けになっており、そのために血液はペニスにたまったままになって、硬い勃起状態が長く続くようになっているのだ。

ところで、海綿体でできている特殊な器官だからか、日本人の死因トップである「ガン」がペニスにできたという話はあまり聞いたことがない。なあんだ、ペニスにガンはできないのか、と思いきや、じつは「陰茎ガン」とい、っ正真正銘のガンが存在するのは事実。陰茎ガンは、男性のガンの一%ほどで、包茎の人に多い傾向があるがその真の原因は不明だ。また、比較的高齢(六十歳以上)の人に発症しやすいという。

陰茎ガンは、まずいわゆるサオの皮膚から発生し、進行すると亀頭から海綿体や尿道に広がっていく。ほかの臓器のガンと同様に、痛みがないために初期には気づきにくいので、密かにガンが成長することが多い。それでは、仮にそのまま放置したとしたら、どのような症状が現われるのだろうか。

まず、ペニスの亀頭部や包皮の内側に、小さなイボやしこりが発生してくる。それらはしだいに大きくなり、カリフラワー状に突出したり、しこりが広がって硬くなった部分が増えていく。ガン細胞が着々と増殖しているわけだ。さらには、患部から悪臭が発生するようになり、病巣はやがてリンパ節に転移……ということは、つまり全身の臓器に広がることを意味する。

男性ならば想像しただけで身震いするほどの恐怖をおぼえることだろうが、ただ、ガンが転移していなければ、ほかのガンと同様、外科手術によって治る確率も高い。もっとも、その外科手術とはもちろん「病変部の切除」、つまり自慢のペニスの一部あるいはほとんどを切り取るといぅ意味なのだが。ただ、いちおうは残った部分のペニスにも勃起能力はあるし、オーガズムとともに射精することはできる。仮にペニスをすべて切除する手術を受けることになっても、場合によっては周囲の組織から人エペニスを形成することはできるから、そんな状態に陥ってもなるべく前向きに考えていこう。

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